ヤッターマン

抜群の再現度。
変に尺全編を通した何かを見せるのではなく、全体の緩やかの中の3回のヤッターマンドロンジョ一味の対峙があるお陰か常にテンションが高く、
最後までけらけらと笑えて見れたナイス映画です。
自分が実写映画化に求めていた、単純に2次元のものを3次元が大真面目に演じ
そのお陰で生まれる元の面白さと人間が演じることにより、
より強調される漫画的なお約束のおかしさが前面に押し出されており、
ヤッターマンの実写映画、というネタだけでなく
実写版ヤッターマンという映画としても非常に出来が良く、監督さんがヤッターマン好きなんだなあという気持ちが伝わってきます。

ドロンジョの人選は当初戸惑ったものの(やはり、小学生の頃土曜日学校から家に帰ってきて昼ごはんを食べながら見ていたアニメの声の印象は強烈なので)、
30分も見ていると、コレはコレでありだなあ、と思えて来たのですが、
これもやはり演じる女優さんが大真面目な顔をしてドロンボーのダンスやらお仕置き後の三人三輪車を漕いだからからでしょう。

まあ、一番のはまり役はボヤッキーなのは間違いありませんが!

という訳で娯楽作品としては十分及第点な作品に仕上がっておりますので
ヤッターマンを昔見ていた人も、ヤッターマンを知らない人も一度観にいかれることをオススメ致します。

さあ、今週はドラゴンボールだ……