6月20〜21日

伊勢旅行へ。
目当ては松阪。
といっても、今回は食(牛肉)ではなく、松阪商人の邸宅をそのまま公開しているという
松阪商人の館、御城番屋敷、本居宣長資料館。

松阪商人の館は圧巻の一言。日本家屋が保存の良い状況で残されており、当時の情景が蘇るようです。
意外だったのが屋敷の構成、料理をする土間ってのは基本人から全く見えない裏口の方に固めてあるものと思ってましたが(実家がそうだったので)、
松阪商人の家では商売を行う表から暖簾をくぐったすぐそこに土間が広がり、炊事場が。
調理場は一番奥にありましたが、米を炊く場所も同じ所にあるものと思ってたので意外でした。

御城番屋敷は江戸時代の名残が残る松阪城跡の付近の中でも昔ながらの姿を保っており、
とりわけ異彩を放っております。
しかし、子孫の方が今でも昔の主君を守る為に集まり続けているって凄いですね。ロマンを感じます。
邸宅は現在改装中ということで、残念ながら中の様子は見る事が出来ませんでしたが、
御城番屋敷の前の通りを歩くだけで風情を感じる事が出来、改めて松阪という街の歴史を感じる事が出来ました。

街中を歩いている途中に知ったのですが、松阪は木綿で有名な町でもあるということで、
松阪に来た記念に木綿のブックカバーを購入。
今まで使ってたビニールとは違い温かみがありますねー。
汚れるのが怖くてあんまり気軽に使えないですけど。